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【石川】高騰する電気代対策に!戸建て住宅を建てる際に電気代を安くする方法を解説

各地域の電気会社の相次ぐ値上げにより、最近よく話題に出てくる「電気代の高騰」

インターネットでも高額な電気代に悲鳴を上げる投稿が相次いでいますが、この値上げは今だけではなく、しばらく続くと言われています。

生活を守るためには少しでもコストを抑えたいところですね。

 

今回は、そんな電気代を大幅に削減できる方法について解説していきます。

特に光熱費の削減はもちろん、環境に優しい省エネも実現できる住宅を建てたいと考えている人はぜひ参考にしてください。

 

では、今回の記事のポイントを見ていきましょう。

・居住空間が広くなれば、使用する電気量は増える

・ZEH基準って何?地域によって救済措置がある場合も!

・窓の性能が上がれば節電出来る

・自身のライフスタイルと合わせた電気プランを

・魔法瓶のような高気密高断熱の家は、ランニングコストがお得

 

1.戸建て住宅の電気代は高い?賃貸との比較は?

 

戸建て住宅の電気代は、賃貸などの集合住宅と比べると、高くなりやすい傾向にあります。

 

理由としては、戸建て住宅の方が居住面積が大きくなり、部屋数も多くなることが一番大きいでしょう。

部屋数が増えれば、エアコン、照明器具などの電気機器の数が増えます。

使う電気機器が増えれば、消費する電気量も多くなり、その分電気代が高くなってしまうのです。

 

ですが、今から家を建てるのであれば、電気代を抑える家にすることが可能です!

 

2.戸建で電気代を下げる方法①ZEH基準住宅

「ZEH」とは「Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)」の略語です。

ZEH住宅は、①省エネ ②断熱 ③創エネ の3つの要素が必要となります。

 

2-1 省エネ

LED照明やエコキュートなど高効率の給湯システム、省電力で使える冷暖房や換気システムなどで、無駄な電力を省くことが求められます。

 

2-2 断熱

断熱性の高い窓や断熱材を利用した、エネルギー効率の良い住宅であることもZEH住宅の重要な要素です。

断熱効果の向上により、少ないエネルギーで冷暖房が効率よく稼働できるため、快適な住環境が作られます。

 

2-3 創エネ

ZEH住宅では、生活で消費するエネルギーよりも生み出すエネルギーが多くなることが求められます。

そのため、太陽光発電など、エネルギーを生み出す設備の設置が必要です。

 

しかし日本海側で、雨や曇りが多く日照時間が短い石川県では、太平洋側と比べると作られるエネルギーが少ないので、大きな費用をかけて太陽光発電を設置しても、効率的とはいえません。

 

では石川県ではZEH住宅は無理なのか?と思われますが、地域により「ZEH Oriented」という基準があります。

①省エネ、②断熱は必要ですが、住宅を建てる場所により③創エネが無くてもZEHと認定される救済措置がありますので、ご安心ください。

 

3.戸建で電気代を下げる方法②窓&サッシのグレードアップ

 

家の中で熱の出入りが一番大きいのは、窓だということは知っていますか?

家の壁は窓よりも厚く断熱材も入っているので熱を通しにくいですが、窓はガラスとサッシ(窓枠)だけなので、熱を通しやすいんです。

そのため窓が一番熱を逃してしまいますが、窓の性能次第では、断熱性能は格段に違ってきます。

 

断熱性の低い窓だと、家から逃げる熱も入ってくる熱も多く、内外の温度差が発生し結露の原因にもなってしまうので、気をつけましょう。

 

3-1 ガラスの性能について

まずは、窓の中で一番大きい面積のガラスの性能から。

少し前までは「単板ガラス」と言われる1枚のガラス窓が多く使われていましたが、今の主流はペアガラスとも言われる、2枚のガラスを使った「複層ガラス」です。

 

ガラスとガラスの間に乾燥空気やガスが注入されたものや真空になっているタイプがあり、ガラス間に空間があることで熱伝導率が低くなり、断熱効果を高めてくれます。

アシーズでは標準仕様が、この複層ガラス(ペアガラス)です。

 

さらにガラスを3枚に増やしたトリプルガラスもあり、断熱性能は格段に高く、防音・防犯にも優れていますが、少々重さがあることと、金額が高くなってしますので、取り入れるかどうかは優先順位によるかと思います。

 

ただ、全部の窓ではなく、例えばリビングの掃出し窓のように、大きな窓だけをトリプルガラスにする、という方法も良いかと思います。

 

3-2 サッシの性能について

サッシは使っている素材で、断熱性能が決まります。

住宅で使われているのは以下の4種類が多いので、それぞれ特徴を説明していきましょう。

 

・アルミサッシ

サッシの中でも、日本で一番多く利用されていたのが、このアルミサッシです。

加工がしやすく耐久性も高いという特徴にプラスして、安い物が多いということで、10年ほど前までは当たり前に使われていました。

 

ですが熱伝導率が高いため、断熱性能は格段に下がり、結露が多く発生するのも、アルミサッシです。

現在の新築住宅では、アルミサッシを選ぶ人は少なくなっていますね。

 

・樹脂サッシ

樹脂は熱を通しにくい素材なので、非常に断熱性能に優れていて、加工がしやすく腐食にも強いため、沿岸部の住宅にも向いています。

樹脂は紫外線に弱いと言われていますが、樹脂サッシは30年ほどは持つと言われていますので、あまり気にする必要はないかもしれません。

 

一番大きなデメリットは価格が高く、アルミサッシと比べると2倍程度の差があります。

 

・アルミ樹脂複合サッシ

樹脂とアルミの複合構造になっており、それぞれの良いところを取り入れることが出来ます。

このサッシは、室内側が樹脂で室外側がアルミとなっているため、外側は耐久性が高く内側は結露を防いでくれます。

 

アルミと比べると価格は高くなりますが、樹脂と比べると抑えられるので、断熱性・機能性と価格のバランスを考えると、お勧めです。

 

・木製サッシ

木製サッシには、天然素材ならではの温もりが感じられ、外観やインテリアと調和したデザイン性もメリットです。

木は熱伝導率が非常に低く、樹脂サッシよりも高い断熱性で、結露もしにくいです。

大量生産のアルミや樹脂とは異なり希望サイズに柔軟に対応できるので、特殊な窓や大開口の窓にも対応できます。

 

ただし、塗料での保護をしているとはいえ、他の素材に比べると劣化が早く、3年~5年毎のメンテナンスが必要になってきますし、価格も高くなる場合が多いです。

 

4.戸建で電気代を下げる方法③電力プラン見直し

電気料金は固定の「基本料金」と、利用した電力量に応じた「従量料金」の組み合わせとなっていますが、この「基本料金」と「従量料金」は電力会社によって異なります。

それぞれの家庭のライフスタイルによって使用量は異なってくるので、まずは現在契約している電気会社とプラン、電気の使用量を確認しましょう。

 

4-1新電力サービスに変更する

現在は、電気の自由化により様々な企業が電力事業に参入しています。

それらを「新電力」と言い、価格面で従来の電力プランより優位性を打ち出している会社が多いです。

 

例えば、家族が多く、電気使用量も多い場合は、基本料金が多少高くても従量料金の単価が低い方が、月々の電気代が安くなります。

反対に、家族が少なく電気使用量も少ない場合は、従量料金が高くなっても、基本料金が安いプランの方がお得になるでしょう。

 

電気料金の比較サイトなどで電力会社やプランを比較し、自分の家庭にあった電力会社への変更も検討してみましょう。

 

4-2契約アンペア数を変更する

固定となっている「基本料金」は契約しているアンペア数で変わります。

アンペア数が少ないほど基本料金は安くなりますが、無理をして下げすぎてしまうと、同時に複数の電化製品を使用した場合にブレーカーが落ちてしまう場合があるので、注意が必要です。

 

アンペア変更は電力会社に依頼をしますが、基本的には無料の場合が多いです。

変更をしてみて、不都合があるようであれば、再度変更してみても良いかもしれませんね。

ただし、設備環境によっては有料になることもあるので、事前に確認をしましょう。

 

4-3支払方法を変更する

請求書払いやコンビニ払いにしている場合、手数料で余計な出費がかかりますので、要注意です。

クレジットカードを持っている場合、カードの利用料金によってポイントが貯まる事が多いと思うので、一番のお勧めはクレジットカード払いです。

 

最近は年会費無料のクレジットカードも多いので、持っていない人はそういったクレジットカードを作っても良いかもしれませんね。

 

5.戸建で電気代を下げる方法④高気密高断熱化

高気密高断熱の家は「冬暖かく、夏涼しい家」と言われています。

 

高気密とは、冷気や熱気、湿気などを含んだ空気を侵入させず、室内の快適な空気を保つ性能です。

通常、壁や天井、床などには部材の間に隙間が生じますが、その隙間を少なくし気密性を高めます。

 

高断熱とは、断熱性能の高い断熱材、サッシや窓などで家全体を包み、外と中の熱を伝わりにくくする、魔法瓶のような構造のことです。

冬は、外の温度が下がっても家の中には冷気が伝わりにくく、室内の熱も外に逃がしません。

 

外の寒さや暑さの影響を受にくくし、冷暖房で快適な室内の空気が逃げにくいということは、省エネで光熱費を抑えることが出来る、ということです。

間取りや広さにもよりますが、エアコンなどの暖房器具が少なくてすむ場合もあります。

高気密高断熱の家は、そうではない住宅と比較すると建築費用が高くなりますが、近年は高気密高断熱の家が増えてきていますし、それに対応できる建築会社も多数あります。

 

そして冷暖房費の削減による光熱費の節約により、先々のランニングコストを抑えられますし、国の補助を受けられる場合もあるので、今から家を建てるのであれば高気密高断熱の家をお勧めします!

 

まとめ

最近の電気代高騰による、電気代を安くするポイントをご紹介しました。

今から建てる家であれば、家自体に節電効果を持たせ電気代を抑えることが出来る、ということがお分かり頂けたと思います。

 

しかし、断熱や気密、省エネの性能は製品の仕様だけで決まるわけではありません。

いくら良いものを使っていても、施工の技術や丁寧さにより仕上がりは大きく変わるので、家を建てる場合は、施工を依頼する住宅会社の実力をしっかり見極めましょう。

 

アシーズではZEH同等の基準をクリアし、補助金の対象となる住宅を多数建築しています。

少しでもお得に、そして電気代が安くなる家に住みたい!と思ったら、是非ご相談ください。

 

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