【石川県の平屋で人気】おしゃれな外観の平屋を建てたい!失敗しないためのポイントと事例を紹介!【前編】
石川県で人気の平屋ですが、誰もが真似したいと思えるようなおしゃれな外観の平屋に住みたい!と言う人は多いと思います。
外観というと、外壁や窓、屋根といったものが思い浮かびますが、実際にはどうすればおしゃれな外観を計画に取り入れることが出来るのでしょうか。
今回は平屋ならではの特徴を活かし、人とは違うオリジナリティがある外壁や窓、屋根でおしゃれな平屋を建てるポイントを、事例を基にご紹介します。
少し長くなるので、前編・後編に分けてお送りしますね。
それでは今回の記事のポイントを見ていきましょう。
・家の第一印象を決める外壁選びは、素材と組み合わせが重要
・アクセントにもなる窓は、快適性と見た目を両立させる
・屋根は費用対効果を考慮した素材選びが大事
1.【石川県の平屋で人気】おしゃれな平屋 外壁
外壁と言えば、もっとも人目につきやすく、平屋の第一印象にもつながります。
色だけではなく、素材や質感によっても大きく印象が変わりますし、外壁材の性能は家の性能にも直結するので、外壁選びはとても大事です。
1-1 サイディング
最も主流になっていると言っても過言ではない、サイディングの外壁。
レンガ調や木目調、タイル調等、材質や種類、色・柄も豊富で、どんな雰囲気も作り出せます。
耐久性の高い物が多く、他の外壁に比べて初期費用が安くなりやすいのも特徴です。
平屋の外壁選びで迷っても、サイディングを選べばほとんどの平屋に合わせることが出来ます。
1-2 ガルバリウム
シンプルで都会的なイメージのガルバリウム。
見た目がスッキリと仕上がるので、スタイリッシュな平屋にピッタリです。
金属製の外壁なので、熱を反射し、丈夫で長持ちするという特徴もあります。
1-3 羽目板
自然のある環境と調和する羽目板。
種類が豊富なサイディングにも「木目調」がありますが、本物の木である羽目板とは、やはり大きな違いがあります。
本物の木が持つ温かみのある質感は、平屋の印象を決定づけます。
メンテナンスをしっかり行えば100年持つと言われ、さらに環境に配慮する現代では、時代に調和した建材でもあります。
1-4 モルタル
仕上げの種類がとても豊富なモルタル。
温かみのある味わい深い風合いに仕上がるのが人気です。
職人さんの手作業で仕上げられるので、デザインの自由度が高く、和洋、どんな平屋にも合います。
ひびが入りやすいをいうデメリットがありますが、細かいものであれば自分で補修が出来るので、DIY好きにも人気があります。
1-5 塗り壁
耐久性や安全性が保証されている、昔ながらの塗り壁。
和のイメージが強いですが、塗料の種類によって洋風イメージにも使えます。
モルタル同様、職人さんの手作業ですが、ローラーやコテを使って仕上げるため、表面の模様により独特の平屋に仕上げることが出来ます。
おしゃれな平屋に合う代表的な外壁を説明しましたが、どれか1つだけではなく、異なる外壁を組み合わせてもおしゃれにすることが出来ますよ。
※過去の施工事例 モスグリーンのガルバリウムとナチュラルオークに塗装した羽目板を組み合わせた平屋。
2.【石川県の平屋で人気】おしゃれな平屋 窓
どの家にも必ずある、窓。
窓も大きさや種類が様々あり、窓の数、つける場所によって平屋の外観の印象を左右します。
ワンフロアのみの平屋は特に、開口部となる窓がアクセントになり目立ちます。
外壁との組み合わせも考えて、よりよい相性の組み合わせを検討しましょう。
2-1 窓の種類
平屋の新築で使われる窓は主に以下のものになります。
・引き違い窓
2枚以上のガラス戸を左右に滑らせ開閉する窓で、日本の住宅では昔から良く使われています。
平屋に限らず、床まである掃出し窓はリビングやバルコニーの出入り口に使われる事が多いです。
引き違い窓をたくさん使うと、可も不可もなく単調な外観になってしまう可能性があるので、おしゃれな平屋を目指す場合は使いどころをしっかり選びましょう。
・すべり出し窓
縦または横を軸として、屋外に飛び出すように開く窓です。
引き違い窓と比べると省スペースなので、トイレや洗面所など、狭い空間でも取り入れられます。
建築面積が限られる平屋には、使い勝手の良い窓です。
すべり出し窓はあまり大きくすることは出来ませんが、小さくても複数の窓を並べることによって十分な採光をとれますし、外観もおしゃれに出来ます。
・上げ下げ窓
2枚のガラス戸を上下に動かして開閉する窓です。
可愛らしいデザインなので、海外風住宅に採用されることが多いです。
機密性と防音に優れていますが、すべり出し窓同様、大きな窓は作りにくいです。
・FIX窓
ガラス戸とサッシが固定されて開閉出来ない窓です。
主に採光のために平屋のリビング吹抜などの上部に使われることが多いです。
ガラス面を大きく確保できるので外観をスッキリさせたい場合にも適しています。
開閉出来ないので設置場所はある程度限られますが、防犯リスクが少なく、コストも抑えやすいです。
その他にも外から見ると、壁から飛び出るような造りの「出窓」や、屋根に設ける「天窓」等もあります。
2-2 窓の大きさ・配置
おしゃれな外観の平屋にするためには、窓の大きさと配置も重要です。
外から見て大きさや高さがバラバラな窓だと、まとまりがなく残念なイメージになってしまいます。
実際にはリビングや寝室、子供部屋等、部屋によって窓の大きさや種類が異なる場合が多いでしょう。
ですが、大きさや種類の違う窓が並んでいても、窓上部の高さを揃えるだけでまとまりが出ます。
さらに窓と窓の間隔もある程度均等になるようにすると、さらにおしゃれ感がアップします。
2-3 窓の数
おしゃれな外観の平屋にする場合、窓の数を少なくするのが一番簡単です。
ですが、それだとせっかくの新築の平屋が、暗く風通しの悪い、居心地の良くない平屋になってしまいます。
そして窓をつける場合、多くの人が1ヶ所につき窓は1種類、と思いがちです。
ですが、1ヶ所に複数種類の窓を組み合わせることも出来るんです。
例えば、同じ大きさの窓でも引き違い窓ではなく、FIX窓の両脇にすべり出し窓を組み合わせたものにすると一気にスタイリッシュになります。
外壁と窓枠の色を合わせるのも、一体感があり良いですね。
こちらの平屋はウッドデッキに出る掃出し窓を、真ん中はFIX、両脇は片引き窓という組み合わせとなっています。
ナチュラルな羽目板に白い窓枠がかわいいですね。
このように、ある程度の数の窓があっても大きさや配置などを考えればおしゃれな外観の平屋+明るく風通しの良い平屋を作ることが出来ますよ。
3.【石川県の平屋で人気】おしゃれな平屋 屋根
平屋に限らず、屋根と聞くとあってあたりまえの物で、あまり意識をすることがないかもしれません。
屋根の役割としては雨や雪、風や日差し、気温や紫外線などから家を守ると言う物になりますが、平屋の屋根は、2階建てと比べると低い位置にあるので目につきやすいです。
そして上階がない分、高さに自由があり、家の中に吹抜け等を造り天井を高くすることが出来ます。
屋根の高さ、勾配を工夫することでスペースの有効活用も出来、おしゃれな外観の平屋に近づけることが出来ます。
特に平屋の屋根はデザイン効果が高く、平屋につける屋根は、おしゃれな外観の平屋を作る上でとても重要なものの1つです。
屋根材の種類もたくさんありますが、現在主に使用されているのは「ガルバリウム鋼板」か「瓦」が多いです。
「ガルバリウム鋼板」はここ10年ほどで需要が高まってきている屋根材で、重量が軽く地震に強い・30年メンテナンス不要となる可能性もある・デザインが豊富、といったメリットがあります。
ただし、金属製なので沿岸部等ではさびやすいという欠点があります。
沿岸部から離れた地域であれば特別気にすることもないので、平屋だけではなく、様々なタイプの家に多く使われています。
「瓦」は日本で昔からよく使われている屋根材ですね。
長期間風雪に耐える特徴があるので、飛んでいった、割れた、というケース以外は瓦そのもののメンテナンスは不要です。
ですが、瓦自体とても重たいので地震には弱く、瓦のずれを放っておくと雨漏りの原因となるので注意が必要です。
その分、重心の低い平屋には向いているかもしれませんね。
また、瓦はメンテナンスコストはかかりませんが、金属に比べて建築コストが高い傾向にあります。
費用対効果を考慮し、素材選びを行いましょう。
平屋の屋根についてはこちらもご覧ください。
https://ac-s-village.com/info/3779/
【石川県で家を建てるなら】石川県の平屋で人気!おしゃれな片流れ屋根のメリット・デメリットは?事例も紹介!
まとめ
今回はおしゃれな外観の平屋の「前編」として「外壁」・「窓」・「屋根」をご紹介させていただきました。
このように、素材や大きさ、配置を少し工夫するだけで平屋の印象は大きく変わり、おしゃれな外観の平屋を建てることが出来ます。
組み合わせに迷ったら、平屋の施工事例の多いアシーズにご相談ください!
また後日おしゃれな外観の平屋の「後編」をお送り致しますので、おしゃれな外観の平屋についてさらに学んでいきましょう!
集計期間 2022/3/2~2022/4/5
※株式会社リクルート「SUUMO」調べ